回の訪問目的の説明について、Pier Roberto Remitti氏は「ダナン市が世界気候エネルギー首長誓約（GCoM）に参加すると提案したい」と発言した。GCoMは2016年6月22日に設立を発表し、2017年1月に動き始めた。世界の地方と地域の国際連盟として気候変動対策と行動を推進することにより、低排出ガスの社会へ向かえる。GCoMの基本原則は、地方政府が対象であり、都市ネットワークが重要なパートナとし、各都市の測定と報告方法を標準化する。

Pier Roberto Remitti氏によると、GCoMは都市ネットワークと地方政府に基づき、地方の野心的な行動を促進し、気候とエネルギーに関する計画と測定方法を整えることにより地方に利益をもたらす。GCoMの誓約範囲は3つである。温室効果ガス排出量を削減させながら目標の実現進捗確認、気候と建設に関するリスクをフォローしながら適応するための行動をする、クリーンエネルギー、安いエネルギーへのアプローチを支援する

UN-Habitat気候対策の上級専門家Pier Roberto Remitti氏はGCoMについて説明

Pier Roberto Remittiはダナン市の気候変動対策に対する努力と行動を歓迎した。そのため、世界首長誓約に参加するなら、頻繁に行われるウェビナー又はオンラインディスカッションを通じて、革新的な方法にアプローチし、経験交換と能力向上に向かえる。尚、その都市の需要に応じてマニュアル資料とツールを支援してもらう。また、優れた知識を交換すると共に、わかりやすいケーススタディが行われる。

ダナン市人民委員会ダン・ヴィエット・ズン副委員長

ダナン市人民委員会ダン・ヴィエット・ズン副委員長はUN-Habitatの配慮及び世界気候エネルギー首長誓約に参加する提案に感謝した。ダナン市は気候変動対策と行動に取り組んでおり、市の開発計画を実施していく。現在までも気候変動に関する評価を実施している。

ズン副委員長によると、GCoMの目標と行動は気候変動への対応計画へ目指し、ダナン市の調整中のマスタープランに非常に合う。ズン副委員長はGCoMの総括報告に基づき、ダナン資源・環境局が窓口としてやり取りをし、UN-Habitatと具体的に相談するように支持した。特に、ダナンが参加できる分野を明確にした上、効果的な協力を目指しUN-Habitatと具体的な計画を立てる。