日本は「ダナン市交通改善」プロジェクトに技術支援を展開
4月26日の朝、ダナン市交通運輸局と日本国際協力機構(JICA)が「ダナン市交通改善」プロジェクトに日本政府のプロジェクトスタートのための会議を開催した。
JICA諮問団のTetsuji Masujima団長は、3年以内(2013年3月から2016年2月まで)に日本政府がJICAを通じて、ダナン市交通システム改善の実験地点プロジェクトの実現技術支援を行い、近い将来、大規模・高速公共交通システム(UMRT)の実現の基礎を提供すると述べた。具体的な内容は情報通信技術の体系的なソフトウエアを介する公共交通サービスの改善、スマート駐車場のアプリケーション、渋滞の交差点での交通システムの設計と組織、都市の一方通行システムの研究、公共交通システム管理にGPS測定システムの適用、公共輸送回廊の研究にGIS技術の応用及び関連分野のスタッフの能力を強化するための短期トレーニングコースを行うなど。
会議で、市交通運輸局のダンヴィエットユン局長は、2008年―2010年にはJICAが提案した交通政策、観光、環境の開発の基礎として、「ダナン市と周辺地域を結ぶ開発戦略研究」を実現したと述べた。ダナンの都市交通改善プロジェクトのスタートを技術サポートをすることは、現在の大都市と同じような深刻な交通問題を起こさないように、近い将来、ダナン市の適切な公共交通システムの開発を行うために、これらの提案の実現化の具体的な行動である。
Cam Nhung