第13回越境犯罪防止に関する東南アジア諸国連合の高級実務者会議
6月19日午前、ダナン市で第13回越境犯罪防止に関する東南アジア諸国連合の高級実務者会議(SOMTC 13)が正式的に開催された。6月18日から22日まで行われる会議には、ASEAN加盟10カ国、ASEAN書記委員会と中国、日本、アメリカ、韓国、ロシア、オーストラリア、ニュージランド、欧州連合、犯罪防止関係の国際組織の代表らが参加した。
会議で、テロリスト、麻薬犯罪、人身売買、資金洗浄、海賊、武器密輸、金融経済犯罪、ハイテク犯罪の状況及び防止結果を評価するとともに、ASEAN諸国と関係諸国との対話、経験共有、技術訓練協力について話し合っている。特に、SOMTC + 1+ 3の座談会において、越境犯罪に対するASEAN諸国、対話諸国の共同声明を実施するため、ASEAN諸国は各国のそれぞれの優位性に基づく協力、提携の要請を提出する。
開催式で、ベトナム公安省副大臣レ・クィ・ブォン中将は世界や地域の状況が変化する中、進んでいるグローバル化が各国に数多くの発展機会を与え、世界各国間の友好関係を深めるとともに、越境犯罪を含む世界と地域の重要な問題の対策における共同性をもたらしたから、ASEAN諸国間協力や対話諸国との関係は強化し、越境犯罪防止により一層努力していくようと強調した。
Cong Tam