ドンア大学学長であるNguyen Thi Anh Dao博士は、開会の挨拶で、過去50年間のベトナム - 日本関係に関する多くの問題、そしてさらに100年以上にわたるベトナム - 日本の外交関係を包括的に分析し、評価し、将来の展望に関する提案と方向性を含めた、より完全かつ包括的なまとめがされることを期待している。

「今回のセミナーは、ベトナムと日本の指導者や外交官が、将来のベトナム-日本関係の発展計画について検討し、受け入れ、計画に取り入れるための重要な情報源となる」と、ドンア大学学長のNguyen Thi Anh Dao博士は述べた。

また、Ho Ky Minh市人民委員会常務副委員長はセミナーで「ベトナムと日本の関係は単なる経済や貿易の協力に留まらず、信頼、理解、尊重に基づく真の友情である。

現在、ダナン市は日本の4つの都市（川崎市、堺市、横浜市、木更津市）および他の15の都市と公式な友好関係と協力関係を確立している。さらに、ダナンと日本の地方レベルでの協力は、外交の一環で明るい展望を持っている。」

50年のベトナム-日本関係の主要な発展段階を通じて、セミナーでは、ベトナム-日本関係の強化に関する今後の方向性が、両国の指導者や国民の広範な共有と支持に基づいて提示された。これは文化や習慣など多くの共通の利益に基づいている。

「ベトナム政府の外交政策は、将来を見据えた各国との関係構築において、歴史を通じて明らかである。私はベトナム-日本関係が歴史的な出来事を体系的かつ客観的に整理する必要があると考えている。この歴史を振り返ることによって、ベトナム-日本関係が新たな高みに発展し、将来に向けてより強固な関係を築くことを期待している」と、在ダナン日本総領事館の矢ヶ部義則氏は述べた。

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