市人民委員会委員長Le Trung Chinh氏はトークセッションで、中央政府に属する5つの都市の1つであるダナンが中部経済重点地域の経済・社会発展を牽引するリーディングシティであることを述べた。2030年に向けた目標は、2045年までにダナンをエコスマートシティーに育て、スタートアップ・イノベーションの中心地であり、革新的で、アジア地域で生活する価値のある海の都市に成長させることであある。

このような発展方針に従い、市は先進技術、新技術、高度技術、現代的な経営、創造的な能力、グローバルなサプライチェーンに影響を与え、国内経済地域と緊密に結び付いた革新的なプロジェクトに重点を置くことを優先課題としている。特に、市は情報技術、電子部品製造、高度技術、R＆D、支援産業、物流サービス、高付加価値の観光・不動産、金融、教育、スポーツなどに注力している。

「今日のトークセッションを通じて、私は企業、機関、団体がダナンの開発の潜在力と利点をより深く理解し、それをもとにビジネス活動の拡大や投資を検討することを期待している。ダナンの投資環境を調査しプロジェクトを設立・実施する企業に対して、市の指導者は、最も有利な条件を整えることに努めると約束している。」と市人民委員会委員長Le Trung Chinh氏は強調した。

セッションで、ダナン市投資促進・支援部の部長Huynh Lien Phuong氏が、ダナンへの投資の競争上の優位性、手続き、プロセス、投資優遇制度に加えて、Lien Chieu港、高技術区、集中情報通信技術区、国際金融センターなど、ダナンが投資を呼びかけている重要な分野やプロジェクトについて説明した。また、観光や商業分野に属するプロジェクトについても説明した。

トークセッションでの市人民委員会委員長Le Trung Chinh氏の発表様子

セッションでは、Thue Thien Hueにあるアメリカ企業協会長であるMatthew Garvey氏は、この都市の驚異的な発展に感銘を受けたと述べた。Garvey氏によれば、ダナン市で3年以上活動してきた経験から、ダナンの投資・ビジネス環境が透明性があり、投資家にとって都合がよく、開放的であることを確信している。

「私は市でいくつかの企業とも仕事をする機会があった。ほとんどの企業が、市当局が投資手続きに協力やハイテク特区での投資優遇策を実施していることを確認している。今日のセッションを通じて、企業がダナンでのビジネス環境を拡大するために多くの機会を見つけることを願っている」とGarvey氏は述べた。

また、Standard Chartered Vietnam有限会社の総社長であるMichele Wee氏によれば、同社は将来的にはベトナム市場での活動を拡大し、ダナンは支店を設置する非常に有望な地域の1つである。

在ホーチミン市タイ王国総領事であるWiraka Moodhitaporn氏は、最近、多くのタイ企業が小売業や建設業などの分野でダナンに投資していることを明らかにした。多くのタイ企業にとって、ダナンは魅力的な投資先である。

「今後、私たちはホーチミン市でタイトップの投資家を迎え、会談する予定である。これを大きな機会として、タイのパートナーにダナン市の投資環境に関する情報を提供する橋渡し役として働くつもりである」とMoodhitaporn氏は語った。

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